2009年10月22日

◆女性の活用が、少子高齢化社会を救う

こんにちは。

ビジネスプロフェッショナルスクール(BPS)の中です。

本日の日本経済新聞に「大転換 ~人材流動化時代」という記事が掲載されていました。
その中で、

「2007年一人当たりのGDP(国内総生産)においては19位と、
日本は順位を落とし続けているにもかかわらず、
働き過ぎなどの問題が後をたたないのは、これまで男性のみを
酷使しつづけた偏った雇用によるものである。これからは女性の活用や、
さまざまな立場の人たちが適材適所で活躍すれば
少子高齢化時代でも戦える。」

といようようなことが掲載されていました。

男女雇用機会均等法が施行されて23年face08が経つのですが、
J-winの調べによると

採用段階の女性の比率は34%だが
課長の女性比率は6%
役員になると2%

なのだそうです。女性の活用については社会的にも
まだまだ、というのが現状のようですicon15

では、一方働く女性の能力は、男性と比べてどうなんでしょうか?

リクルートワークス研究所のワーキングパーソン調査
によると、

課題対応力や、専門力など仕事に必要な能力について
明らかに女性は低い、とわかりました。

たとえば「現在の仕事に必要な能力すべてを持っているか?」の問いには
男性は 持っている が6割を超えているのに対して
女性は 5割に満たない
、のだそうですface07

https://www.works-i.com/pdf/wp2008_8.pdf

女性の社会進出を促すためには
労働環境の改善(制度や、上司の理解)や、
安心して働ける制度(保育所の確保)
など、さまざまな課題をクリアしなければなりません。

また、制度だけでなく、
今後は女性自身のモチベーションアップと、能力の開発も
重要になるでしょう。

最近の新卒採用の支援の中でも
「女性は本当に優秀」icon100という声をよく聞きます。
それを生かさない手はないですよね!

男性だけでなく女性の能力開発に早く気づき、
力を入れ、女性の活躍を後押しする企業が、
これからの時代で生き残っていくのだろう
と思います。

でも、特別に女性だけの研修をやったほうがいいとか
女性だけを優遇しよう、というのは違うような気がします。
仕事の機会や、能力開発のチャンスを
与えてみたら、もっと良くなるじゃないか、と思うのです。

女性もどんどんチャレンジしていってほしい!と思います。


女性の活用が、少子高齢化社会を救う





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Posted by BPS事務局 at 15:25│Comments(0)気になること
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