2010年03月02日

◆変わるためのコミュニケーション

こんにちは。
BPS事務局の中です。

私達の仕事は、企業の活性化や、人を育てる仕事です。
これまで、この仕事を何年か続けてきて、
合っているかどうかはわからないけど少しだけわかったことがあります。
私達は組織や、人がかわる"きっかけづくり"をしているんだな、ということです。

研修も、就職や採用の支援も、コンサルティングも
毎日の仕事や職場環境をもっとよくしよう、成長したいという人たちに
知識や、知恵を伝え、時には一緒に考えて
動きながら、少しずつ意識を変えていくことにチャレンジしています。
人間のすることなので、あるときは
いきなり変化を実感できるくらい効果が出ることもあれば
どうにもこうにも組織が動かず、人も硬直して思ったような変化
が遂げられないこともあります。

でもどうしたらその状況を打破できるのか。
いつも悩ましいところです。

たとえば、これまでやってこなかったことを、
会社が発展するために実行しなければならなくなったとき
上司の「ここまでは出来るだろう、出来て当然だ」という思い
部下の「こんなこと出来ない、なんでしなきゃいけないの?」という思いが
すれ違ってしまって、うまく行かないことがあります。

両者の間にある溝をどうやって埋めて、コミュニケーションを活性化させるのか。
今日ある一つのヒントを得ました。

「一緒に考えて、これならできる、と思うところまで目線を下げて
やるべきことを決め、それを確実に実行できるように後押しする」
ということ。

「なんだ、そんなこと」
と思うかもしれませんが、それはお互い努力で、簡単なことではありません。

お互いに「わかってくれて当然、聞いてくれて当然、出来て当然」
と思うことからすれ違ってしまいます。

不確実な時代の中で、上司も「これが正解だ、この通りやっておけば大丈夫だ」
というようなことは言えないので、部下と向き合うことは、簡単ではないのですが
あきらめずにコミュニケーションをとり続け、
一歩ずつでも前に進んでもらいたい、と思います。

でも、私達は色々考えたり、研修したりしながら、
そういうことを伝えることは出来ても結局やるかやらないかは
受け手である社員の皆さん次第だったりもします。
だから、私達の仕事は、変化を作る”きっかけ”作り
となってしまうのではありますが
その"働きかけ方"、"伝え方"って大事だな、と思うのです。
(なんか、まとまってなくて、すみません)


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