ファーストライフでも生きていくの大変なのに。
こんにちは。BPS事務局の中です。
ブログやメルマガ、新聞などでを見ていると
今年のキーワードとして
「リアリティ」「当たり前」「本格派」というような言葉を目にします。
サブプライムローンなどが破たんし、不景気になり
不確実な世の中になっているせいもあるかもしれませんが、
確かなもの、実感のあるものを求める傾向が強くなっている
言えるかもしれません。
先日「セカンドライフがゴーストタウン化している」というニュースが出ていました。
2003年に立ち上げ、瞬く間に世界中でブームになった仮想空間「セカンドライフ」。
一時期大手企業が次々とお店をオープンしたり、イベントをしたり
新聞を読んでいても「セカンドライフ」という文字を目にしない日はないくらいでした。
当社でも県主催の合同説明会の基調講演をセカンドライフ内でも聞ける、という
連携イベントを実施したこともあったくらいです。
セカンドライフが廃れた理由として
「コンピューターの普及により、バーチャルが珍しいものではなくなり、
むしろ現実の方が価値が高まったのでは?」
という見方もあります。インターネットが普及したことによって
価値観も変わっていく、というのは興味深いですね。
セカンドライフのニュースについて、ひとしきり同僚と話した後に同僚が一言。
「今ファーストライフでも生きていくの大変なのに、セカンドライフまで構っていられない」と。
「・・・確かに。」
厳しい今の現実の世界を生きていくには、かなりのパワーが必要です。
確かな力をつけていかなくては、と最近日々感じています。
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