がんばれ!キャリアママ!!

BPS事務局

2009年03月30日 16:10

こんにちは。BPS事務局の中です。

先日BPS受講生から1通のメールが来ました。
「ビジネスプランコンテストで最終審査まで残り、東京でプレゼンをしてきました。
入賞はできなかったけど、全国から625通の応募の中で、10名に残りました」、と。

その方が応募されたのは、女性対象のビジネスプランコンテスト。
日々の生活や、仕事の中から生まれたアイディアなどを生かして
プランを発表するもので、入賞すればそのアイディアと資金をもとに起業をされている人もいます。

彼女は「レンタルワードローブ事業」という事業を提案しました。
これは、仕事、育児で忙しいキャリアママのために、スーツや、
特別な日に着るコートや小物などの貸出をしてくれる、というもの。
忙しく、しかも使えるお金も限られているキャリアママにはうれしいサービスです。
ご自身もキャリアママとして、一人目の育児休暇後復帰して、現在二人目の育児休暇中ということで
日々の実感が、サービスに反映されています。

私たちもアンケートにご協力したり、本当に微力ながら応援をしていたので
このお知らせはとてもうれしかったです。

「資金調達や、洋服の調達など、まだまだクリアすべき課題はたくさんあります」との
ことでしたが、BPSでできるサポートはぜひしていきたいな、と
思っています。これをケースにみんなで議論してみる、というのもいいかもしれないです。

子供がいても、育児休暇中でもどんどん行動しているのって素晴らしいことです。
日本では、20代後半から30代前半の労働力率が落ちるいわゆる”M字型カーブ”は
最近は落ち込む角度は少しだけゆるやかになってきたものの、
配偶者がいたり、子供がいる女性が働く割合は依然として低いです。

海外で見ると、以前の調査では、スウェーデン、オランダ、アメリカ、イギリスなどは
あまり結婚や育児と、女性の就業率はあまり関係ないとの数字が出ているようです。

会社の制度や、周囲の環境、国の制度などいろいろ改善しなければならない
問題はたくさんありますが、彼女のように活躍する女性が少しずつ
増えてきて、ロールモデルとなり、周囲の女性にどんどんいい影響を与えられるような
存在が増えるといいな、と思います。
(私もそのひとりになれるように頑張ろうと思います)


参考:厚生労働省 平成19年働く女性の実情
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/03/h0328-1.html



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