2009年09月21日

◆戦後を牽引した人(リーダー)に惹かれる理由

こんにちは。
ビジネスプロフェッショナルスクール(BPS)事務局の中です。

シルバーウィーク・・・とはいえ、
いまだ、あまり体調が万全ではないため、
遊びに行くこともなくひたすら静養中です。

そんな中、戦後の日本の発展の基礎を作った人たちを題材にした
2つのドラマを見ました。
一つがNHKドラマスペシャルの再放送「白洲次郎」の最終回http://www.nhk.or.jp/drama/shirasujirou/html_shirasu_sp_nenpyou.html
戦前は近衞文麿首相のブレーン、
戦後は吉田茂首相の側近となって政治の中枢に位置し、
GHQと渡り合って憲法の誕生に立会い、
日本の独立と発展の礎を築いた「白洲次郎」の話。

もう一つがTBS 「官僚たちの夏」の最終回
http://www.tbs.co.jp/kanryou09/
戦後の日本の高度経済成長を推進した
通産省の官僚と、日本の産業界、政治を描いた話。

2つのドラマに共通して「未来を信じ、日本人の誇りを取り戻す
ために、自分の心を信じて行動した」人間たちの熱さicon57があり、
それが本当によく描かれていたと思います。
昭和の時代背景も、人々の生活も含め理解することができました。
(2つとも見ごたえがあるいいドラマなので、
DVDなどが出たらぜひ見てみてください)

時代が変化し、何でも手に入るようになり、
人とのつながりも希薄になっている
今の社会だからこそ、戦後の時代を生き抜いた人たちの
熱さ、心意気、そして不可能と思われていたことを可能にする
行動力に私達は惹かれるのかもしれません。


組織の人材育成においても今、「現場の力」に焦点が当たっているのは
成果主義や、合理化の中で構築した
「机上の戦略」や、「評価システム」ではなく
「人の力」の重要性に
気付いたからなのかな、と思います。

現場の力を集めて、高めて
変化が激しく、正解のない時代を突破することが、今の時代に求められています。

個人の熱い気持ち(モチベーション)を育てるだけでなく
組織としての人を育てる仕組みや、前へ踏み出すも仕組みも作る、というところに
BPSや私達はチャレンジしているのだ、と感じます。


追伸
当時の人たちが心に持った「日本人の誇り」「幸せな未来への希望」の
代わりに私達は何を心に持って、行動するのだろう。
と、ドラマを見ながら、ふと感じました。
多くの人が言うように、今、分かりやすい基準のない混沌とした時代です。
「社会への貢献」「自己の成長」・・・・?
あらためて仕事について考えさせられます。


戦後を牽引した人(リーダー)に惹かれる理由





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Posted by BPS事務局 at 18:28│Comments(2)気になること
この記事へのコメント
お体、大切になさってくださいね。
女性は、どこかで無理をしてしまうと、素直に変調という信号を出してくれます。その体のサインを大切にして、自分を大切にしてくださいね。
長い人生、自分の情熱はあっても、体がままならないときもありますし、タイミングがないときもあります。そういうときには無理に逆らわず委ねてみる時間が必要なときもあります。(男性ボスに怒られそうですが〈笑〉)

さて、本当に難しい時代に生まれ堕ちたものです(笑)
だからこそやりがいもありますよね。
私は大きく考えず、目の前のことをベストになるように積み重ねるようにしています。窓口業務であれば、「この人にしてもらってよかった」と自然に笑顔になるようなそんな仕事をしたいと思いますし、内部管理事務であれば、職員がやりがいをもって仕事が取り組むようなシステムをつくりたい…そんな小さな積み重ねが大きな力になると信じています。

といっても、未熟な人間ですので、このヤロー(笑)なんて思って、やけくそになるようなときもあります。日々是精進です!
Posted by 雲仙市職員 at 2009年09月25日 22:16
雲仙市職員さん、ありがとうございます。
この夏は、心身ともに痛みを伴う苦しい時期でしたが、これまですっかり置き忘れていた自分自身を振り返り、人生や、家族や、大事なものについて考えなおすいい機会となりました。まさに流れに逆らわずにいるしかないなぁとしみじみ感じました。

目の前のことにベストを尽くす・・・。そうですね。
常にそうありたいですね。毎日の仕事、自分のしていることの先にある意味や意義を考えながら、誠実に向き合っていきたいと思います!

私もしょっちゅう落ち込んだり、発狂しそうになったりです(笑)お互いがんばりましょう!!
Posted by BPS事務局BPS事務局 at 2009年09月27日 19:50
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